皆様、新年あけましておめでとうございます。
1月1日に、赤ちゃんが生まれました。
お産までの過程がすっっごい大変だったので、備忘のためにブログに書き綴りたいと思います。
この子が大きくなってグレたときには語って聞かせられるように…
それから、これから出産を控えている世のパパさん達の参考になるように…
【一日目・12月29日】
お昼の便で東京へ移動して嫁の実家へ。
同日夕方、少し破水に似た感覚があったので急いで病院へ。
何やら試験紙を使って調べたものの反応が弱く、朝また電話してねと言われ家に帰ることに。
一緒に居られるタイミングで良かった、と思いました。
【二日目・12月30日】
朝、病院に電話して状況を説明すると、念のため診察するので来てくださいとのこと。
(ちなみに病院は嫁の実家から車で10分くらいの場所で、往復が楽で本当に良かった。)
診察のためお昼まで病院の「陣痛室」にいました。
診てもらった段階ではやはり反応は弱くて、リラックスできるよう家にいた方が良いと判断され、再度帰宅。
その後、眠ろうとしてた夜12時に弱いながらも10分毎に痛みが来るようになりました。
最初は弱い痛みだったのもあって病院に行くかどうか迷ったものの、病院とも電話で相談し、行くことに。
夜の間の激しい痛み(嫁曰わく内側から鉄球と針で攻められるような鈍痛)を考えると、早い段階で行っておいて良かったと思います。
【三日目・12月31日】
夜の間に痛みは本格的になりました。
人生で経験したことのない痛みが10分おきに来るんだから恐ろしいです…
結局僕も、ウトウトしても10分おきに起きて背中さすりつづけて、ちゃんと眠りもせず朝を迎えてました。
その後昼の内診で分娩まではまだ時間がかかると言われ、その時点で疲労困憊だった僕はしばし絶望…
しょうがないので、嫁はお義母さんにみてもらうことにして僕は昼前に一時帰宅。
3時間寝て3時頃再度病院へ。
ほとんど変わらない状況でした。
嫁が本当にしんどそうで見てて辛かった。
その夜、世は大晦日でしたが、僕らは紅白もガキ使も一瞬しか見れず、年越しそばも食べれずに過ごしました。
ただ、一瞬みたガキ使の関根さんは面白かったです(笑) 嫁に陣痛が来て消しちゃいましたが。
その後、夜にかけて陣痛の間隔が狭まり、助産師さんからも夜12時ころに生まれるかも、と言われ、眠さと痛みで意識朦朧とする嫁を励ましながら頑張りました。
【四日目・1月1日】
そして深夜12時頃、再度内診すると子宮口が固くまだ分娩は先、と言われまた絶望…
このときで陣痛の開始から24時間。
そこから、恭太朗さんは寝てて下さいといわれ、お義母さんが嫁をみてる横のソファーで寝ようとしましたが、嫁の「痛い!」っていう悲鳴を聞いてると可哀想なのと不安とが混ざって泣きそうになってしまって全く眠れず。
結局まだ分娩まではかかると診察された朝4時にお義母さんと相談して僕だけ帰ることに。
家で待機しててくれたお義父さんに迎えに来てもらってお風呂に入って5時頃寝ました。
お風呂に入りながら、既に極限状態の嫁と赤ちゃんがこの後分娩に耐えられるか心配で、そしてそんな嫁を置いて帰ってきてしまった自分が情けなくてグズグズ泣いてしまいました。
その後7時に起きて病院に電話しても進捗はないとのこと…
重い体を引きずって8時頃病院へ。
この時点で陣痛開始から32時間。
嫁の体力は既に限界を超えていたんだと思います。
起きながら寝言を言う状態。
急に「…これどこまで乗れるの…」って言い出したときは、ちょっと怖かった。
その後、最大級の陣痛が来るようになり13時前、いよいよ分娩室へ移動。
このとき陣痛開始から実に37時間!
僕と助産師さんと看護士さんの3人体制で、助産師さんにあれやこれや怒られながら配置につき、嫁と呼吸を合わせます。
陣痛の度に嫁の体を押して一緒に呼吸をして30分くらい?
ようやく赤ちゃんが見えて来たと言われ、ちょっと安堵しました。
更にもう少し頑張ったくらいで赤ちゃんをグリグリと取り出す助産師さん。
痛さに悲鳴をあげる嫁。
僕は汗だくのまま見守るだけしかできなかった。
で、ついに赤ちゃんとの対面!
僕は嬉しさと安堵と感動で泣いてしまった。
3108gの、元気な男の子が生まれてきてくれました。
分娩までが辛かった分、本当に嬉しかった。
辛い辛いお産を乗り切ってくれた嫁と息子には本当に感謝です。
この二人を幸せにするために僕は頑張らなきゃいけないな、と思いました。
その後、病院に来てくれていた嫁の両親と、うちの実家へ無事生まれた報告をして、嫁と少しお話して嫁の実家に帰宅。
嫁は、本当に疲れた様子でしたが、見た目には体に異常はない(当然痛み等は残っているけど)ようで安心しました。
長い日記でしたが、一旦ここで終わりにしたいと思います。
今回は完全に父親目線で経験したことを時系列的に書きました。
正直、母親の辛さ、痛みは計り知れないものがあります。
ただ、サポートは絶対必要なので、そういった意味で、これから父親になる方の気構えの一助となればいいかな、と思います。
読みづらい文章を最後まで読んでくれた方、ありがとうごさいました!
今後、このブログは子育てブログになるかもしれません。
今後とも宜しくお願いします!